2012-04-01
■桜の季節
昨日は初めて市の科学館に行った.ふとした思いつきだったんだけど,予想以上に楽しいところだった.常設展だけで十分遊べる.プラネタリウムが人気らしく,昼前入場した時点ですでにチケットは売り切れ.雨が上がった帰り道,散歩がてら鶴舞公園を通ってみると桜の花がすでに開き始めていた.
未だに歯磨きで大暴れ.しかも毎回.疲れる.
Wiiであそぶメトロイドプライム.放浪の末アイスビームをゲット.
- ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄 (下)」読了.とあるニューギニア人の疑問から始まった本書の論考は,世界各地で興った文明の発達スピードがどうして異なるのか(その土地の地理的条件,農耕と家畜に適した自生生物の多寡による)を明らかにし,さらにアメリカ大陸,オーストラリアやオセアニア,アフリカ大陸でそれぞれの文明がどのように伝播したか,あるいは伝播を阻害されたかを描き出している.著者は生物学を専門とする理系の人なので,論旨は非常にシンプルでわかりやすい.いい本でした.
- グレゴリー・ディヴィッド・ロバーツ「シャンタラム (上)」読了.オーストラリアで強盗事件を起こして服役中に脱獄.逃亡の末インドのボンベイに流れ着いた男はこの街にすぐに馴染む.輝く笑顔を持つガイドのプラバカルや魅力的なスイス人美女のカーラと出会い,やがてリン・シャンタラムという名前をもらった彼は,ボンベイのスラムで無資格の医者として暮らし始める….カバー袖の著者略歴をふと見ると,本書そのままで笑った.実体験からくるのだろう.インドの混沌がとても魅力的に描かれる.街の大物から,幼い甥っ子をスラムで教育するという難題を与えられる,というところで中巻へ.